映画感想

閃光のハサウェイ…最高だったわよ

どうも電脳おやじです。

閃光のハサウェイを見に行ってきました!

あれだけ売れた鬼滅の映画もスルーし
最後のエヴァンゲリオンの映画もスルーした私が
これだけは死ぬ前に見ないといけない…と映画館へ向かいました。
(まあ、エヴァンゲリオンは最後に行こうと思うけど…)

原作は、ガンダムの富野監督が書き下ろした小説です。
アムロとシャアの戦いを描いた「逆襲のシャア」以降のお話。

今回の主人公は、「ハサウェイ・ノア」

1年戦争で活躍したブライト・ノア船長の息子で
逆襲のシャアでは、アムロとシャアの間で戦争に翻弄され、
クェスという初恋の少女を失ってしまった少年が、
年を経て、青年になってからのお話です。

地球に隕石を落として、人間を殲滅してでも地球を守ろうとするシャア
腐った人間がいることはわかる。でも人間の可能性を信じて守ろうとするアムロ

そんな二人の間で戦争を体験したハサウェイが
「腐った政府を壊し、地球に住む人間を全員、宇宙へ上がらせて、地球を再生する」という
まるで二人の意思を合わせたような結論を出して、
反政府組織のリーダーになる事は、自然な事だったかのように思えます。

ハサウェイ自体は、
自分がアムロのようなパイロットセンスや
シャアのようなカリスマ性がない事は知りながらも
二人の意思を無駄にしないために立ち上がります。

努力型主人公…
反政府組織…

もう設定だけでもわくわくして面白いですよね。

僕ね
この原作小説大好きで何度も読んでました。
読んでたんだけど、中盤の記憶ありません。
上下巻だと思ってたんですが、調べたら中巻があったみたい。
中巻を読んでたのか、読んでなかったのか、もうわかりません。
原作を探したんですが、どこかのタイミングで捨てたみたい。

どうやら、今回の映像化は
小説1巻に対して、映画を作っているみたいで
3エピソードに分かれているみたいですね。

今回の映画で完結しないのか~完結まで何年かかるんだろ…
と事前情報に少しがっかりしてみたのですが
そんなことは杞憂でした。

映像のクオリティが高い!!高すぎる。
このレベルで、3回見れるのは逆にうれしい!

あまりネタバレはできないけど
宇宙船をジャックした偽マフティとの闘い。
市街地をモビルスーツが戦い、そこを逃げ惑う人間の目線。
クスィーガンダムとペーネロペーの戦闘シーン。

もう最高だよ。

人間とモビルスーツの無慈悲なまでの戦力差を垣間見ることが出来ます。

本来なら、逆襲のシャアの後に映像化されるべき作品だと思っていたのですが
今の今まで映像化されず、ついに2021年に映像作品になりました。

今回はもう富野監督が指揮しておらず
過去のガンダム作品で何度か作画監督をしていた村瀬監督が指揮しておりますが、
このノリはまさに富野ガンダム!

ギギの何かを含んだような不思議なリアクションや
ハサウェイ達の登場人物の特殊なセリフの言い回し。

これが富野ガンダムなんだよなぁ…

なんで、今の今まで映像化されなかったのかは
最後まで原作を読んでいただければわかります。(そこは伏せますが)

ただ今回この作品を見て
逆に今まで映像化されてなくてよかったと思いました。

ガンダムを制作しているサンライズが
ユニコーンやガンダムオリジンの映像化を経て
ガンダムを作るための映像レベルが、もうマックスまで来てる!
富野監督が本当に表現したかったガンダムが、
CGや作画のレベルの向上で完全に表現できるようになってるのです。

それでいて、「純粋な」富野監督の原作の映像化。

本人が指揮を執っていないというのは残念ですが
クリエイター全員がガンダムをリスペクトして制作しているのが伝わりました。

当時、クスィガンダム、ペーネロペーのデザインはあまりにもっさりしていて
あんまりかっこよくないなぁと思っていたのですが
今のデザイナーたちに作り直されて、滅茶苦茶かっこよくなってる。
もちろん、改変されているわけではなく、ブラッシュアップ。

エフェクトもかっこいい…
コクピットのUIもかっこいい…
キャラデザは、マジで好み。ガンダムはこういうのでいいんだよ。

劇場でおしっこが漏れそうでした。
いや、少し漏れていました。

ただ、この映画…
原作を読み込んだ僕だからストーリーがわかるけど

デートとかで来てるのかわからんけど
ヘラヘラと笑いながら劇場に座っている
そのらへんの女子供に話がわかるかなとも思いました。

それぐらい、原作に忠実で余計な説明がない。

本来なら

1年戦争やら、逆襲のシャアのハサウェイのカットを挟み込んで
少しぐらいハサウェイの人となりを説明しようとするもんだが
それもしない!

わからんのは、劇場に来るな!!
とりあえず、映像を見ておけ!!
みたいな、一見さんお断り仕様!

男らしい。これぞガンダムだと思いました。
よくぞ富野監督の意思をここまで体現してくれた!

制作陣全員に拍手送りたいです!
次回作もこのクオリティでよろしくお願いいたします。

もちろんブルーレイ買ったよ!もう一回見よう!

-映画感想