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【比較】お絵かき用左手デバイス3種比較

2019年3月18日

こんにちは!
本日は、お絵かき用の左手デバイスを3種ご紹介しようと思います。

はじめに

左手デバイスとは、デジタルでお絵かきをする際に使用するデバイスです。
様々はデバイスがあり、自分に合ったものを選ぶことで
効率をアップすることができます。

様々あるので、全部ご紹介は無理ですが
今回以下、3種類のデバイスを紹介しようと思います。

TAB-MATE (セルシス) 

左手デバイスの大本命はやっぱり
漫画制作ソフトCLIP STUDIOを制作しているセルシスさんから出ている
TAB-MATEです。

メリット

漫画制作ソフトCLIP STUDIOを使用するうえでは
ソフト上でショートカットを登録することができます。
筆者は、最近の漫画制作では、クリップスタジオオンリーです。
前までは、フォトショップなどを組み合わせたりしていたのですが
今ではクリスタ( CLIP STUDIO略称 )だけです。

そうなると、クリスタとの連携性の良さは、メリットとなります。

・握るタイプだと割り当てたショートカットが頭に入ってきやすいです。

ファイル→メニューから
設定画面を開けます。

こちらが私の設定です。
私が最も使うのは、ホイール。
ホイールに、ブラシサイズを設定して使っています。

デメリット

・デメリットと言って良いかはわかりませんがグリップタイプなので握ってないといけない。
軽いので疲れるという事はないですがだいたい途中で置いてしまいます。
・押しにくいボタンがある。
・ブルートゥースが繋がらなくなる。
・電池が必要。

Powermate (GRIFFIN TECHNOLOGY)

長年使ってきた左手デバイス!
かなりお勧めしたい製品ですがもう売っていません。

残念。これ壊れたらどうすればいいのでしょうか?
類似品もあるにはあるんですが、全部高いんですよね。

これ結構安かったを思います(3000円ぐらい)
そこが良かったんですが・・・・

ダイアル型の左手デバイスです。
動画ではあまり説明していませんが
以下のような設定がアプリごとにすることができます。

パターン的には6パターン。
ただ最終的に、ダイアルでブラシのサイズの上下しか求めなくなりました。

そろそろドライバが対応しなくなりそうです。

BSTK10BK(バッファロー BUFFALO)

実はこちら、今回のダークホースでした。
左手デバイスを語る上で、テンキーは外せないと思い
使っていませんでしたが、今回購入して体験してみました。

テンキーにも色々あり
少し高いのだと、テンキー自体にキーを記録することができる
プログラマブルテンキーという物もあります。

今回、ネタ要員で用意したので
私は、安い通常のUSBテンキーを購入しました。

セットアップ

通常のテンキーですと
つなげるだけでは、左手デバイスとはなりません。
テンキー自体にショートカットを設定しなければなりません。

色々調べると
こちらのフリーソフトが使われていました。
「HidKeySequence」

設定方法を
説明してくださっていたサイトがありましたので
そちらをリンクさせていただきます。

ユウキセイ オフィシャルブログ

正式にはソフトも配布終了していますが
こちらで、再配布元もリンクもありますので、ダウンロードしてください。

使用してみた感じだとWindows10でも十分使えました。
ただ、こちらのサイトに書いてある通り

Windows7モードで起動してください。

こんな感じで、キーにアクションを設定していきます。
複雑なアクションも設定できるので
クリップスタジオ側でショートカットキーを設定することなく使えました。

メリット

・ソフト毎に設定を作って、簡単に切り替えられる。
・17以上のショートカットを登録、NumLockも入れれば、さらに倍の設定をできます。
・握らなくていい。
・どのボタンも押しやすい。

デメリット

・ボタン配置が覚えずらい。
・初期準備が必要。

最後に

今回、ネタ要員で準備した
テンキーの左手デバイスですが
自分的にかなりしっくりきてしましました。

テンキーとPowermateのくみあわせなら
もしかすると、TAB-MATEを超えてしまうのではないでしょうか・・・
これからもうちょっと使い込んでみようと思います。

さらに、ゲーミング用のキーデバイスを
お絵かき用左手デバイスとして使用している人もいますので
今後、こちらも視野に入れてみたいと思います。

今回描いたイラスト

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