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【2025年発売】Wacom Cintiq 24 (DTK246)使用レビュー

おやじ
買っちゃった!買っちゃった!買っちゃった~~~~!!
サクラ
なになに!?ま~た無駄遣い??いったい何買ったのよ!?
おやじ
無駄遣いじゃないわい!!これさえあれば、ワシはまた輝けるんじゃい!!
ニート
は~やれやれ、この人はいつも形から入るんだよなぁ
サクラ
で?一体何買ったのよ!?
おやじ
ホホホ、なんだかかんだ気になっておるのぉ!今回ワシが買ったのはこれじゃ!!!

Wacom Cintiq 24(DTK246)


https://amzn.to/4kpHoFZ

サクラ
ま~たペンタブかったの!?cintiq22っていうの持ってたでしょ?
おやじ
アホたれ!全然cintiq22とは違うんじゃ!!ほれ!しょうがないのぉ、スペックの比較表じゃ!!

 

スペック比較

Wacom Cintiq 24(DTK246K4C)と Cintiq 22(DTK2260K1D)のスペックを比較した表です📊

項目 Cintiq 24 (DTK246K4C) Cintiq 22 (DTK2260K1D)
📺 画面サイズ 23.8型(527×296mm) 21.5型(476×268mm)
📐 解像度 2560×1440(2.5K) 1920×1080(フルHD)
🎨 色域(sRGB) 100% 約96%
🔅 輝度 最大350cd/m² 最大210cd/m²
🎭 表面仕上げ アンチグレアガラス(AGガラス) アンチグレアフィルム(AGフィルム)
🖋️ ペン Wacom Pro Pen 3 Wacom Pro Pen 2
✍️ 筆圧レベル 8192レベル 8192レベル
↕️ 傾き検出 ±60° ±60°
📏 読取分解能 5080 lpi(約0.005mm) 約0.005mm
🎚️ サイドスイッチ数 3個 2個
🔌 接続端子 USB-C、Mini HDMI HDMI、USB-A
🖥️ 対応OS Win 10+、macOS 13+、Android 8+ Win 7+、macOS 10.12+
🧍‍♂️ スタンド 角度調整可能(付属) 角度調整可能(付属)
📏 本体サイズ 568×340×21mm 570×359×40mm
⚖️ 重量 4.8kg(スタンドなし) 5.6kg(スタンドなし)
消費電力 最大32W 最大48W

Cintiq 24は上位モデルとして、より高解像度で色再現力も向上しています。

おやじ
ほれ!!どうじゃ!!相当スペックアップしてるじゃろ!!
ニート
ほう、画面サイズは大きくなっているのに、本体サイズは小さくなっているのか
サクラ
こんな数値見せられてもわからないわよ!
おやじ
しょうがないの!じゃあ実際に開封していくぞい!

 

開封の儀


箱は凄く小さくなっている。箱も保管している側としては、ありがたい!


うひょうううう!美しいお姿!!

おやじ
ほげぇぇ!!カッコいいのぉ!!ベゼルも狭くてスタイリッシュじゃぁぁ!!
ニート
出力端子用のケーブルはもうTypeCしか付属してないんだな。
おやじ
うむ、そこは要注意じゃな!ワシのPCはTypeC端子が1つしかないから、もったいなくてminiHDMI(ペンタブ側)→HDMI(PC側)に繋げるようにしたぞ!
サクラ
何が良くなってるのか、さっぱりわからないわ!
おやじ
まったくしょうがない小娘じゃ!無知にもほどがあるぞ!じゃあ、並べてみせてやろう!

 

実機比較

左 今回買った新型 Cintiq 24
右 使っていた旧 Cintiq22

どうでしょうか?
形状が本当に洗練されましたよね?

〇 ベゼルが狭くなり、本体サイズはそのままなのに画面サイズが大きい
〇 画面の反射も見てわかるように、Cintiq24の方は映り込みが全くない
〇 角(ラウンド)が鋭角になり、シャープに
〇 背面もシャープになり、余計な蓋を作らずに無駄を極限まで抑制し、色もブラックで統一

実は私
Cintiq13→Cintiq16→Cintiq22→Cintiq24と使い続けてきましたが
今回で、Cintiqのミドルレンジモデルの最終系を見た気がします。
Cintiq22で、不満だった点がすべて解決していると言って良いと思います。

 

Cintiq22(16)の不満点とCintiq24での改善

1.ベゼルが広すぎる
こんなにベゼルいらないから、その分モニタ大きくしてくれないかなと思っていたのですが、叶えてくれましたね。
この不満を言った時に、「ベゼルは手を置けるから、広い方が良い」という方がいましたが
実際はそんなに端っこで作業しません。大体中央で作業して、端っこに置いているのはツールぐらいです。
という、持論を持っていたので、ベゼルはいらなかった。

2.モニタの反射が強い
反射ぐらい良いじゃない?と思う方もいるかもしれませんが
長時間作業する中で、モニタの反射というのは目にとっては害でしかありません。
反射のあり無しで、目の疲れ方が全然違います。
パソコンやテレビは、光沢があった方が高級感が・・・という方がいるかもしれませんが
ギラギラしていたら、目が疲れます。
しかし、cintiq24でこれが改善されてました。
今まで、反射していた上部の電灯や別部屋のライトも全然映り込まない。
長時間使っていても、目の疲れ方が全然違っています。

3.解像度が低い
Cintiq22はHD(1K)解像度でした(1980×1080)
Cintiq16の16インチでは、HD解像度でも問題無かったのですが
Cintiq22の22インチサイズでは、画像が荒く見えて、解像度の足りなさが目立ちました。
今回のCintiq24は24インチで、2560×1440(2.5K)
購入前は、この解像度でも微妙なんじゃないかと思いましたが
使っている今現在は、全然問題がありません。
解像度が足りないな!と思う瞬間はありません。

 

設置
サクラ
ふーん。結構、改善されてるんだね
おやじ
ふふふ・・・どうやらついに興味を持ち始めたようじゃな
サクラ
ち、違うわよ!
おやじ
じゃあ、ついに設置してみるぞい!ついでに旧cintiq22と比較するぞい!

左 新 Cinti24  右 旧 Cintiq22

カメラの取り方が悪いですが
やはりベゼルが薄いと、圧迫感が無くなり、シャープに見えてカッコいいですね。

ちょっとcintiq22の方は、目の疲れ対策で、輝度を下げたりしているので、
モニタの色味とかはデフォルトから変わっているかもしれません。

1.クリップスタジオ表示比較

両方で同じ大きさの描画比率で表示しています。
解像度の大きいcintiq24は、描画スペースにまだ余白があります。

Cintiq22

Cintiq24

画面に反射する光も違いがありますね。

 

2.解像度比較

Cintiq22

Cintiq24


文字のキワを見てもらえれば、解像度の違いは一目瞭然かもしれません。

Cintiq22

Cintiq24

cintiq22は曲線部分がガタついているのが分かるでしょうか?
あと、ドットも大きく見えます。メニューバーのテキストの鮮明さに違いがありますね。
今までは作業時に、不意に解像度の低さを感じる時がありましたが
そこは、完全に改善されました。

購入前に不安視していた、2.5Kという微妙な解像度は、全然問題なかったです。

 

3.プロペン3

今回のcintiq24に付属しているプロペンは、プロペン3になります。
正直プロペン自体の性能はあがっており、何ら問題点ありません。
ただ、その形状は、人によって好みが分かれると思います。

プロペン2の時は、ドクターグリップのように、グリップが太く、ゴム製で弾力がありました。
プロペン3は細くなり、固いです。まあ鉛筆のような感じです。

私はかなりペンを強く握ってしまう癖があり、
固いグリップだと、指が痛くなってしまいます。

プロペン3を太く、グリップ部分をゴム製にして弾力を与える製品も、別売りで売っています。

2700円デス!!(まあまあ良い価格するが、2個入りです)

これで、持ち心地は、プロペン2と同じ感じになります。

 

総評

サクラ
はわわわ・・・すっごいじゃない!!すごく良くなってる!!
おやじ
じゃろ~~ニヤニヤ
ニート
ここまで良くなっているとは思わなかったな
おやじ
正直、これでミドルクラスのペンダブは完成形に達したんじゃないかと思うとる
サクラ
ほんと、これは凄いわ。でもミドルレンジモデルだから、これでお値段も安いんでしょ?10万ぐらいかしら?
おやじ
ビク!!!
サクラ
なによ。驚いた顔して?
おやじ
・・・・にじゅうまん・・・・
サクラ
に・・・じゅう・・・まん・・・?
おやじ
こ、今回のcintiq24の価格は、20万円じゃ!!!!!
サクラ
20万!??はああ???そんな価格プロモデルじゃないの?
おやじ
プロモデルは・・・40万じゃ!!!
サクラ
そ、そんな・・・そんなお金、どうやって?
おやじ
食費を削った・・・我が家はこれから、極貧生活じゃ!!!
ニート
はああ???
サクラ
お、お、おやじの、バカァァァァァ!!!!

今回のcintiq24のデメリットは、定価20万という価格です
ヨドバシで買えば、20万の10%がポイントで帰ってくるので2万浮きます。
それでも18万円です。
確かcintiq22の時は、10万ぐらいで買いました。倍です。
今はcintiq22も値上げしているみたいですが‥‥ミドルクラスで20万は正直痛いです。

この価格、実はワコムを選ばず、中華製品を選べば、プロモデルと同じ4Kモデルが買えます。
正直今回は悩みました。

実は、cintiq22の解像度の足りなさから、cintiq24の発売前に、もっと高解像度の液タブを買う事を考えていました。
候補は、ワコムのプロモデル。店頭で触った感じ、やはり4Kの高解像度感は、凄く良かったです。

しかし、価格は40万~50万。

こんなもの買えません。

しかし、店頭で4Kに触れ、その精巧さに
やはりスペックアップしたいという気持ちは昂り、ワコムだけでなく、中華液タブも調べていました。
16万ぐらいで、4K、しかも、筆圧レベルもワコムより上になるぐらいの製品もありました。

買おうかな・・・と思った時に、この新型cintiq24がワコムより発表されました。

これは運命!と思ったんですが
気になったのは、2.5Kという解像度。
20万出せば、中華液タブなら、4Kが買える。
youtubeでレビューを見る限り、中華液タブももうワコムに遜色なく
筆圧レベルで言えば、ワコムを超えてさえいます。

どうしようか迷ったんですが、

しかし!!!中華なんかに魂を売っていいのか!!

やはりワコムだ!!国産だ!!という事で
店頭で触ってみることなく、発売前に予約してcintiq24を買いました。

結果、大成功!!!

解像度が上がれば、PC側のスペックも必要です。
2.5Kで問題無ければ、上げる必要も無し。
それよりも、今まで培ったワコムのペンの質の良さ
今回のシンプルで鋭角なデザインのカッコよさ!!
液晶の反射がここまで抑えられていたのは、正直良い誤算。

買って正解!価格以上のメリットがありました。

プロ版との違いは、解像度しかないと言っても過言じゃありません。
背面ボタンとかもついてるみたいですが、あんなの使いません。
それでプロ版よりも20万も安く買えたなら、実質勝利!!

ただ、正直、ワコムさんの今後が心配です。

もう完全に、ミドルクラスの液タブとしては、完成形を作ってしまった。

今後、これを超える新型を出せるのかどうか・・・
スペックを上げてしまうとプロ版と同じになっていくし・・・
ただ、中華液タブが追い上げてきているので、進化は止めないで欲しい。
もっとブラッシュアップして、価格を下げるでもいいし、
AIと組み合わせて、作業効率を上げるでも良い・・・

今後も色々な側面で進化を考えて欲しいですね!

そんな感じで、Cintiq24!
Cintiq22からの買い替えだとしても、オススメ★5つ!

 

 

 

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